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犬のあくびにはどんな意味が?理由やストレスなどの注意点を徹底解説

犬があくびをすると、「眠いの?」「退屈なの?」などと思いがちです。しかし犬のあくびには眠たいだけではなく、いろいろな意味があります。中には、体調不良のサインのときもあります。犬があくびをしたら、注意深く観察してみましょう。犬の気持ちや、体調を読み取ることができますよ。

犬があくびをする理由は?

犬があくびをする理由、実はいろいろとあります。どのような理由があるか、みてみましょう。

眠いときのあくび

人と同じように、眠いとき犬もあくびをします。眠くなると、脳に酸素を送ろうと自然とあくびがでます。今日はドッグランでたくさん運動した、走り回ったという日の夜は犬はあくびをして、ぐっすり眠りについているのではないでしょうか。

ストレスや緊張のあくび

犬はストレスや、緊張からあくびをすることがあります。例えば、飼い主に叱られている、家族同士がけんかをしている、などのシーンで犬はあくびをします。これは「お願い、落ち着いてください」と飼い主さんに伝えています。

また、慣れない場所に出かけたり、見知らぬ人に撫でられたりしたときのあくびは、緊張をほぐそうとしているあくびです。よその犬を撫でたとき、あくびをしていたら「この子は緊張している」と理解してあげましょう。

こういったあくびは犬の「カーミングシグナル」のひとつです。「カーミングシグナル」は犬同士で使われる「犬の言葉」のようなもので、ほかにも「背を向ける」「まばたきをする」「目をそらす」などがあります。

うれしすぎるときのあくび

これから散歩に行く、おいしいおやつをもらう、などうれしすぎて吠えながらあくびをすることがあります。こういうときのあくびは、同時に遠吠えのような声がでてしまいます。自分で興奮しすぎた気持ちを、静めようとしているのですね。

伝染のあくび

飼い主のあくびが犬にうつることがあります。人同士でつられてあくび、というのはよく見られますが、ヒトと犬の間でもあくびは伝染します。

「絆が深い飼い主と犬との間で、あくびがよくうつる」ということが、2013年の東京大学の研究で明らかになり、科学誌「PloS one」に発表されています。飼い主のあくびのあとに続いて、犬があくびをしたらうれしいですね。いつも犬が飼い主のそばにいて、信頼して見つめているということがよくわかります。

体調変化のあくび

犬のあくびは、体調不良など体調の変化ででることがあります。例えば、車に乗せたときに犬がやたらとあくびをし始めたら、車に酔っている可能性が高くなります。そんなときは新鮮な空気を入れたり車を止めたりするなどして、対応してあげましょう。

あくびをしたときの注意するポイントは?

犬のあくびには、眠気や伝染のあくびなどそのまま様子見でいいものと、注意したほうがいいものがあります。

鳴いている声が違う場合

犬がいつもと違う声で鳴きながらあくびをしているときは、体のどこかに痛みがあり、自分自身で落ち着かせようとしている可能性があります。いつもと鳴き声が違う、やたらとあくびをしている、元気がない、という場合は要注意です。

震えている場合

犬が震えながらあくびをしているときは、犬に過剰なストレスがかかっているかもしれません。痛みがある具合が悪いということを、我慢している可能性もあります。また、てんかんの前触れで、震えがとまらずあくびがでることもあります。

連続している場合

犬が何度も続けてあくびをするときは、体調不良や極度のストレスが考えられます。痛そうにしていないか、食欲はあるか、下痢や嘔吐がないかなどほかに症状がないかチェックします。

あくびに対する対処法は?

あくびは、犬にとってのいやなこと・刺激に対する不安や興奮をやわらげる働きをしていることがあります。やたらとあくびをするときは、原因となるものを取り除いてあげる必要があります。

リラックスできる環境にしてあげる

まずは、犬の環境をよく見なおし、ストレスがかかっている場合は改善してあげましょう。例えば、多頭飼いをしていてそれがストレスになっている、飼い主のしつけが厳しくて緊張が続いている、などがないか見直します。

多頭飼いがストレスになっているときは、1匹でゆっくり過ごせるケージを用意してあげます。また、しつけでコマンドを教えるときは、笑顔で行い、短時間で切り上げるようにします。犬がいつあくびをするかを観察して、ストレスとなるものを取り除いてあげることが大切です。

動物病院に連れていく

特にストレスはないのに、犬があくびばかりしているときは一度動物病院を受診しましょう。痛みや不快なところがあるのに、我慢しているかもしれません。他に食欲がない、嘔吐や下痢をするなどの症状があるときは、なるべく早く動物病院に連れて行きましょう。

動物病院であくびをするとは限らないので、犬があくびをしている様子をあらかじめ動画で撮って先生に見せると診察の助けになります。

まとめ

犬のあくびは眠いときもあれば、言葉の意味をもつ「カーミングシグナル」のこともあります。飼い主に「落ち着いてください」という気持ちを、一生懸命伝えようとしてあくびをしているときもあるので、自分がいらいらしていないかなど、ちょっと見直すといいですね。

また、飼い主のあくびがうつってしまったときもあります。これは飼い主と犬の絆が深い証です。一方で、犬は体調がすぐれない、ストレスを感じていることが原因であくびがでることもあります。犬に元気や食欲がない、震えているなどとともにあくびが出るときは、犬をリラックスさせるとともに早めに動物病院を受診しましょう。