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犬の血尿で考えられる原因とは?嘔吐がある時や、治療費・治療法も

ダフくん
ぎゃぁあああああ!おしっこから血が出たーーー!
ペルちゃん
わあぁぁぁああああああ!ダフくん、ダフくん!!!ペット博士えええぇ!
ペット博士
ふたりとも落ち着いてください!早期発見・早期治療が大切なので、すぐに病院に行き先生に診てもらいましょう。
ダフくん
ぼ、ぼくまだ生きたいよぉ。
ペット博士
ダフくん、大丈夫だよ。まずは落ち着こうか。
ダフくん
は、はい・・・。
ペット博士
えらいえらい。今回は緊急を要するから、病院に向かいながらになるけど、犬の血尿で考えられる原因について解説しますね。(まずは、皆さんも発見次第、すぐに診察に向かってくださいね)

犬の血尿で考えられる原因


愛犬のおしっこに血液が混ざっていたら驚いてしまいますが、からだのどこかに異常がある可能性が高く、緊急性のある状態です。血尿と呼ばれる赤い尿は、尿の中に血液(赤血球、ヘモグロビン、ミオグロビンなど)が含まれています。おしっこのにおいや、色も観察して、できるだけ早く愛犬を動物病院へ連れて行きましょう。犬が血尿になる主な原因は以下の通りです。

尿路結石

尿路結石になると、尿道が結石で塞がれてしまうことで尿が出にくくなり、血尿がみられることがあります。尿路結石はオス犬に多い病気で、そのまま放置するとからだの中に毒素が回って、尿毒症などの重篤な状態となります。

前立腺肥大

前立腺肥大はオスの病気です。前立腺肥大によって血尿が出ている場合は、症状が進行しているので、速やかに動物病院を受診しましょう。

膀胱炎

オス、メス、どちらも膀胱炎を引き起こす可能性があります。特にメスは、オスに比べて、地面に近い位置でおしっこをすることで、陰部に雑菌が繁殖しやすく、膀胱炎になりやすいです。膀胱炎は繰り返し症状があらわれる傾向があるので、陰部を舐めるような仕草がある場合は、注意深く観察してください。

発情期(ヒート・生理)の血である可能性も

避妊手術を行っていない場合、メス犬は6〜10ヶ月程度に1度、発情期(ヒート・生理)を迎えます。出血がはじまってから、約2〜3週間ほどは排尿時に鮮血がみられるようになります。発情期は病気ではありませんが、あまりに陰部を気にする場合は、膀胱炎や子宮蓄膿症にもなりやすいので、気をつけましょう。

性別問わず考えられる原因


犬の血尿の症状は、オスに多い原因とメスに多い原因がありますが、性別問わずにおしっこに血が混じることもあります。

たまねぎ等のネギ類による中毒

犬はたまねぎなどのネギ類を含む食材を食べると中毒を起こします。ネギに含まれる成分が、犬に溶血性貧血という貧血の症状をもたらし、致死量を超える量のネギ類を食べると死に至る怖い中毒症状です。

ネギ中毒には、元気がない、血尿、嘔吐、下痢、黄疸などの症状がみられ、食べた量によっては、命に関わる場合もあります。ネギ類を食べた後に血尿が出た場合は、すぐに動物病院の診察を受けましょう。

ストレス

犬にストレスがかかると、血尿が出ることがあります。これは、ストレスによって、からだの抵抗力が落ちたときに膀胱炎になり、その結果、血尿を引き起こすケースです。人間も膀胱炎はストレスや疲れが原因で発症することがあります。

愛犬の長時間のお留守番が続いた時などは、ストレスから膀胱炎にならないように、長時間排泄を我慢させない、お水を自由に飲ませる、運動をしっかり行うなど、精神的なケアも必要です。

腎炎や感染症など

愛犬のおしっこに血尿が出ている場合、腎炎や感染症の可能性もあります。腎炎には慢性腎炎と急性腎炎があります。気がつくのが遅れると、腎臓の機能が悪くなり、症状が進んで腎不全になってしまうので、注意が必要です。

蚊が媒介するフィラリアやマダニが媒介するバベシア症に感染している場合も、血尿や貧血、元気がない、熱があるといった症状が認められます。感染症の予防のためにも、フィラリア予防薬やノミダニ予防をしっかり行いましょう。

血尿と嘔吐が同時にある場合は?

犬のおしっこに血尿があり、さらに嘔吐が同時にみられる場合は、一刻を争う緊急事態の可能性があります。すぐに病院を受診しましょう。

深刻な症状かも。すぐに病院へ!

血尿は愛犬のからだから出ているSOSの合図で、膀胱炎、尿毒症、熱中症、腎臓疾患、肝臓疾患、中毒などの病気が考えられる深刻な状態です。

腎臓や肝臓の機能が低下すると、愛犬の命に関わる重篤な状態になります。血尿の症状の他にも、いつもと何か違う、愛犬の元気がない、ご飯を食べない熱がある、嘔吐、震え、お腹が膨れている(腹水)、ぐったりしている、フラついている、けいれんなどがみられる場合は、すぐに動物病院を受診しましょう。

血尿での治療費や治療法とは?


血尿が出た場合、早期に異常に気がつき、早く治療を行うことができれば、すぐに改善がみられることもあります。

数千円~数万円程度になることも

犬の血尿に対する治療は、検査で原因を探るところからはじまりますが、完治するまでの検査から治療、投薬、食事療法などの費用を考えると、数千円〜数万円の費用がかかることもあります。

基本は投薬や手術による治療

検査で原因がわかったら、注射や点滴、投薬、処方食といった治療を行います、場合によっては輸血や手術、放射線治療が必要となることもあります。基本は投薬治療と処方食での治療を行います。

まとめ

犬の血尿による治療には、尿検査が欠かせません。膀胱炎や結石がみられる場合は、犬が頻尿になるので、採尿のタイミングがつかめずに困ってしまう飼い主さんも多いです。そんな時は、愛犬のトイレの場所に、大きなサイズのペットシーツをビニールが上にくるように裏返しに敷いて、いつも通りに排泄をさせて採尿するのが簡単な方法です。

愛犬のおしっこに血尿がみられたら、すぐに動物病院に行くことおすすめします。早期発見、早期治療が大切です。