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犬はイチゴを食べられる?適切な量や与える上での注意点とメリットも

愛犬にいちごを与えたことはありますか?いちごは香りと甘さが強いので、いちごが好きな犬もいますし、逆に酸味や種のざらつきが嫌いで全く食べない犬もいます。そもそも犬にいちごをあげても問題ないのでしょうか?もし与える場合は、どれくらいの量をあげればよいのか、という飼い主さんの疑問について説明していきます。

犬にいちごは大丈夫?何個まで?

犬はいちごを何個まで食べれる?

いちごを食べることは問題ない

いちごは犬の食生活に必須の食材ではありません。犬はもともと肉食ですが、雑食性も持ち合わせており、犬がいちごを食べること自体の問題はないです。1日に与える個数については、体重3kgの小型犬の場合1日1個程度与えることを目安にするとよいでしょう。中型犬は1〜2個程度が目安となります。

大型犬については健康な犬であれば、3個以上食べても問題ありませんが、食べ過ぎるとお腹が緩くなり、翌日の排便の際には、いちごの種が沢山出てくる場合があります。

過剰摂取は要注意

気をつけなければならない点は、いちごの過剰摂取です。いちごにはキシリトール(乾燥重量100gに対して362mg)が含まれています。犬はキシリトールを大量に摂取するとインスリンの分泌作用で、血糖値が下がり中毒症状を起こすのです。

アメリカでは体重10kgの犬で1gのキシリトールのみを摂取した際に中毒を起こした例があります。いちごの量で換算すると、1kgの犬が約250gから400gのいちごを食べた場合に中毒を起こす可能性があるとされていますが、体に対してこれだけ食べるのは現実的な数値ではないです。

いちごのように、野菜や果物の中には天然のキシリトール成分を含む食材が多く存在していますが、犬が中毒を起こすほど、大量に含まれている訳ではありません。ただし、糖尿病の疾患を抱える犬の場合は、いちごの過剰摂取には注意が必要です。

いちごにはビタミンCやペクチン(食物繊維)も豊富に含まれているので、大量に摂取すると下痢を起こす場合もあります。このため、あまり大量に食べさせることはおすすめしません。いちごに限らずどの食材も適切な量を与えて、犬の消化吸収を安定させることが大切です。

いちごをあげる上での注意点は?

犬にいちごをあげる注意点とは
いちごを犬にあげる場合は生の状態がよいでしょう。いちごに含まれるビタミンCは水溶性であることと、加熱するとせっかくの成分が破壊されてしまうからです。

へたを取り除く

いちごのヘタが付いた状態のまま水洗いを行い、いちごに付着しているゴミだけでなく農薬や消毒剤を洗い流します。軽く水で洗ってからヘタを取り除くことで、水溶性のビタミンCを流出させずに犬にいちごを与えることが可能です。

消化が良い大きさにする

大きな形のいちごを小型犬に与える際は、小さく刻んで与えましょう。モーターで加熱しないように気をつけながらフードプロセッサーで刻むか、スプーンで潰して食事に混ぜてもよいです。

ヨーグルトやジャムで食べる場合

ヨーグルトにいちごのフレーバーが付いている製品がありますが、これらは人間用に作られているため、加糖され、香料を使用しているものが多いです。ヨーグルトを使用して、いちごと一緒に与える場合は、無糖ヨーグルトを選びましょう。

ヨーグルト同様、市販のいちごジャムには大量の砂糖が使われている場合が多いです。犬の健康を考えると、ジャムは無糖でも煮詰めることで糖分も高くなります。どうしてもジャムを与える場合は、砂糖が添加されていない無糖のジャムを選ぶのがおすすめです。

嘔吐や下痢の原因や対処法は?

犬の嘔吐や下痢の原因

原因を特定する

いちごを与えた後に下痢を起こした場合は、体重に対して愛犬がいちごをどれくらい食べたのか、過剰摂取をしていなかったかを確認します。さらには下痢の他に嘔吐がないか、皮膚や呼吸の様子、いつもと違う様子はないか全身をチェックして下さい。

いちごのアレルギーや、まだ仔犬で幅広い食材に対して免疫がない場合、初めて食べた食材でも下痢を起こすことがあります。そもそも本当にいちごが原因なのか、さまざまな可能性を考えることが大切です。

動物病院へ連れていく

いちごだけに限らず、新しい食材を食べた後に、症状が治まらない場合は、動物病院に相談をすることをおすすめします。症状によっては獣医師の診察を受けることも検討してください。

どのような症状なのか、いちごを食べてどれくらいの時間が経っているのかなど、飼い主さんが分かっている状況を伝えることで、適切な治療を行うことができます。

いちごが与える良い影響は?

犬にいちごが与える良い影響
いちごにはビタミンC、モリブデン、カリウム、カルシウム、マグネシウム、葉酸などの栄養が多く含まれています。

老化の防止

いちごに含まれるアントシアニンやエラグ酸(ポリフェノール)には、抗酸化作用があります。ビタミンCとアントシアニンのバランスが良いいちごは、肝機能の強化と回復作用だけでなく、活性酸素を中和させることで高い抗酸化作用が働き、犬の老化防止に効果があるのです。

いちごに含まれるペクチン(食物繊維)は動脈硬化の予防にもなるため、病気療養中の犬や、シニア犬にもおすすめ。

歯周病の予防

生のいちごはレモンに迫るほどのビタミンCを含有しています。ビタミンCは皮粘膜や皮膚の他に、免疫機能を高める作用があるため、歯周病の対策として効果が期待できるのです。日常の歯磨きケアだけでなく体の内側から歯周病を予防できます。

貧血の予防

いちごには少量ですが鉄分も含まれており、ビタミンCは鉄分の吸収を高める作用があります。また、犬は葉酸が欠乏すると貧血が起こりやすくなるといわれていますが、いちごは葉酸の含有量も高いのが特徴。鉄分と合わせて貧血の予防としていちごはおすすめの食材です。

まとめ

いちごは犬に必ずしも必要な食材ではありません。大量に摂取しなければいちごには犬へのメリットがたくさんあります。飼い主さんと愛犬が一緒に食べることが可能な食材ですので、一度にたくさん与えずに、少しだけ愛犬におやつとしてあげたら犬も喜ぶことでしょう。