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犬のストレスの合図は?病気に繋がることも?原因と対象法も解説

犬のしつけに関わるコラムでは「犬にできるだけストレスをかけないようにしましょう」という文章を多くみかけます。そもそも犬はどんな出来事によってストレスを感じるのでしょうか?犬は人間のように話すことはできません。犬の感情はからだを使ったさまざまなボディーランゲージと鳴き声で表現しています。

ストレスは多くの病気の原因となりこともあります。飼い主さんが犬のストレスに気がついてあげることが、ストレスが原因の病気を防ぐ方法の1つです。今回は犬とストレスについてご紹介していきます。

犬のストレスの合図は?

犬がストレスを感じているとき、からだ全体とからだの動きを使って表現します。明らかに同じ行動を繰り返しているとき、からだに異変があるとき、怖がりオドオドしている、いつもと違う見慣れない行動をしている時は、ストレスを感じている可能性があります。

あくびを繰り返す

犬があくびをしているときは、リラックスしている状態の場合もあります。しかし、あくびを繰り返す仕草は、犬が緊張しているときの合図で、緊張感や不安感を紛らわすためや、相手に「リラックスして」「緊張しないで」と伝えようとするときにもあくびをします。

尻尾を下げたり、追いかけたりする

犬の尻尾は感情を示すバロメーターともいえます。犬は嬉しいときは尻尾を振ります。尻尾がだらりと下がって動かない、尻尾を足の間に入れる場合や、恐怖や不安を感じているときです。また、尻尾の先を追いかけてぐるぐる勢いよく回る場合は、犬が感じているストレスを、尻尾を使って発散させてい流ことがあります。

震えたり、体をかたくする

からだをプルプルと震わせる、からだを硬直させて動かないといった場合は、緊張しストレスを感じているボディーランゲージです。

体の一部を舐め続ける

からだの一部を舐め続ける行為は、ストレス性の可能性があります。例えば、することがなく暇なときに手足を舐め続けるという場合は、子供の指しゃぶりや爪噛みと同じような心理です。犬自身が心を落ち着かせるために舐めている場合もあります。

お留守番中に、手足の皮膚が涙やけのように赤くなっている、からだの毛を噛んで脱毛している場合はストレスサインと考えてください。

疲れたり、暑くないのにハァハァする

お散歩の後でもなく、暑い日でもないのにハァハァと「パンティング」を行う場合もストレスのシグナルです。疲れても暑くもないときに舌を出して「パンティング」を行い、呼吸が荒いときは、ストレスを感じている可能性があります。

犬のストレスの原因は

犬はどんなときにストレスを感じるのでしょうか?ここからは犬のストレスの原因についてご紹介していきます。

季節などの変化

人間も季節の変わり目に体調を崩すと同じように、犬も季節の変化でストレスを感じます。特に春は日によって寒暖差が激しいため、環境に適応できずに体調不良を起こす犬が多いです。避妊をしていないメス犬は季節が変わると発情期を迎える犬もいるため、ホルモンのバランスを崩しやすくストレスを感じます。

また、最近では花粉やPM2.5によるアレルギーの影響でストレスを感じる犬もいます。

引越しなどによる環境の変化

季節の変化にも通じますが、家族の都合で季節の変わり目に引越しを行う、家族が独立して家から出て行く、子供が学校に行き始め生活スタイルが変わるといった環境の変化も、犬に大きなストレスを与えます。

知らない人とのコミュニケーション

犬にもそれぞれ性格があり、人が大好きな犬、人が苦手な犬がいます。知らない人、見慣れない人とのコミュニケーションが犬にストレスを与えて、元気がなくなる、疲れる、体調を崩すといった不調をきたす場合もあります。

散歩不足や過度の散歩

室内犬では、犬はお散歩に行くことや、飼い主さんと遊ぶことでストレスを発散させています。日常でお留守番が多くお散歩に行けないと、犬がストレスを抱えてしまいます。小型犬だからお散歩はいらないということはありません。気分転換に外に出てストレスを溜めないようにしましょう。

反対に長時間のお散歩や激しい運動で犬が疲れてストレスを感じる場合もあります。高齢になって運動量が落ちてきているにもかかわらず、犬が疲労するほど歩き、激しく運動させることで体力的にも精神的にも調子を崩す可能性があります。

留守番の時間が長い

多くの犬は、飼い主さんと一緒の時間を過ごすことを嬉しいと感じているでしょう。日常的にお留守番の時間が長いと、犬は大きなストレスを感じます。特にケージの中での長時間のお留守番はお水を自由に飲めて、自由にトイレに行ける状況でないとより強いストレスを感じてしまいます。

病気に繋がることもある?

犬にさまざまな原因によってストレスが溜まったときや、日常的に大きなストレスを感じたときに問題行動を起こすことがありますが、体調不良やからだの病気として表現される場合もあります。

下痢や嘔吐をする

犬がストレスによって軟便や下痢、嘔吐、胃腸炎を起こす場合もあります。人間同様に、ストレスによる胃腸障害は犬にも起こりやすい症状です。

血尿や血便をする

ストレスによって免疫力が低下したときや、精神的にも体力的にも疲弊しているときに膀胱炎として血尿の症状がみられることもあります。血便もストレス性から起こる場合があり、ペットホテルに預けたら下痢と血便を起こしたというのもよくある話です。

食欲不振になることも

犬がいつものご飯を食べなくなった場合も、ストレスからくる体調不良が考えられます。環境の変化や、家族内の様子や異変を察して不安から食欲不振になることもあります。

犬のストレス解消法は?

犬は直接言葉を話すことができません。愛犬のストレスが溜まっているなと感じたら、ストレスが解消できるように犬のケアを行いましょう。

散歩したり、一緒に遊んであげる

一番簡単な方法は、散歩に行き、一緒に遊び、ともに楽しい時間を過ごすことです。しょうがないから犬を散歩してあげる、面倒臭いけど遊んであげるという考え方よりも、飼い主さんが犬と楽しく過ごすということが、愛犬にとって安心感を感じる何よりの出来事ではないでしょうか?

ブラッシングなどでリラックスさせる

ブラッシングやマッサージを行い、日常のケアでリラックスさせてあげることもストレスの解消方法といえます。なぜなら、結果的に飼い主さんが愛犬と触れ合っている時間が多くなり、コミュニケーションをとることができるからです。

ストレス原因となる環境を変える

愛犬の過ごす生活環境が明らかなストレスの原因となっている場合は、温度管理(寒さ、暑さ)、食事(ごはん、飲み水)、運動(散歩、遊び)、睡眠時間、衛生状態、騒音といった環境を見直し、飼育環境を整えることも必要です。

動物病院に相談する

ストレスで体調不良を起こしている場合、例えば舐め続けた結果の明らかな皮膚病であれば飼い主さんが把握できますが、元気がない場合や病気については飼い主さんが把握することは難しいです。血便や下痢も、ストレスと思っていても重篤な病気の可能性もあります。

愛犬のからだの異変を感じたら、動物病院に相談することをおすすめします。

まとめ

犬はストレスを感じたとき、行動やからだの異変を起こします。人や犬に攻撃する場合や、自分の体を噛んだり舐めたりする場合、精神的に問題を抱える場合、下痢や血便、血尿、疲労、体調不良とさまざまです。犬のストレスによる異変に気がつき、早期に対処することが犬を精神的にも肉体的にも病気にさせない対策です。