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犬の避妊手術の適切な時期は?かかる費用や時間、手術後の対応も解説

犬を飼ったら避妊手術を勧められることが多いのですが、なぜ避妊手術が必要なのでしょうか。また、避妊手術をする時期や費用、術後の管理など、色々と気になる方も多いのではないでしょうか。ここでは、そんな避妊手術に関する疑問を解説していきます。

犬の避妊手術を行う理由は?

望まない繁殖を防ぐため

家族の一員として飼われることが多くなった現在、犬は室内飼いがほとんどです。そのため、かつてのように庭で放し飼いされることも少なくなり、知らぬ間に野良犬と交尾をしていたということも少なくなりました。

しかし、室内で多頭飼いをすることが増え、同居犬同士が知らぬ間に交尾をして妊娠していたというケースが増えました。そのため、こうした望まぬ妊娠を避けるため、避妊を勧められるようになっています。

発情中のストレスを軽減できる

発情中は、メス犬は気性が荒くなったり落ち着きがなくなりストレスを感じやすくなります。そのため、普段しないような問題行動をしてしまうことも少なくありません。しかし、避妊手術をすると発情がなくなるため、発情によるストレスがなくなります。

生理がこなくなる

生理中は、陰部が大きく腫れ、出血を伴います。犬種や個体差にもよって異なりますが、出血は1週間近く続き、カーペットやクッション・ベッドなどの家具を血液で汚してしまうことも少なくありません。

しかし、避妊をすると、年に2回の生理がなくなります。そのため、出血も止まり家具が汚れることもありません。

病気の予防に繋がることも

初回発情前や、初回発情後に避妊手術を行うと、乳腺腫瘍の発症リスクを90%以上防ぐことができます。また、子宮に膿が溜まり症状が悪化すると命の危険もある子宮蓄膿症の発症も予防することができます。

避妊手術のデメリットは?

全身麻酔のリスクがある

避妊手術は、全身麻酔下のもと行います。比較的若い年齢であれば、麻酔も安心とは言われていますが、実際のところ麻酔薬が脳にどのように作用するかというメカニズムは解明されていません(人間も同様です)。そのため、麻酔をかけるということは、リスクがあるということを理解しておく必要があります。

太りやすくなる可能性も

避妊をすると、ホルモンバランスが乱れ太りやすくなる傾向があります。もちろん、食事管理をしっかりと行っていれば適正体重を維持することも可能なため、避妊手術を行ったら避妊後用のドッグフードを与えるか、通常のドッグフードの給餌量を少なめにすると良いでしょう。

避妊手術はいつ行うべき?

麻酔を耐えられる体力があるとき

すでに説明をしましたが、麻酔にはリスクがあります。また、年齢を重ねるほど、麻酔に耐えられる体力が低下して、麻酔からの覚醒も遅くなる傾向があります。そのため、麻酔に耐えられる体力があるうち(若い年齢)に避妊手術を行いましょう。

最初の発情期を迎える前

最初の発情前に避妊手術を行うことで、乳腺腫瘍の発症率を99.95%防ぐことができると言われています。そのため、早くても生後6ヶ月頃が適齢期であるため、避妊手術を考えているのであれば早めに動物病院に相談をしましょう。

避妊手術にかかる費用や時間は?

かかる費用は病院によって違う

避妊手術に関する費用は動物病院によって異なりますが、目安としては4~6万円前後が多いです。ただし、手術前の血液検査が含まれていない場合もあるため、その場合は費用がもう少しかかることも想定されます。

また、犬種によって金額が異なることがあるため、小型犬より大型犬の方が費用も高くなることが多いです。そのため、費用に関しては事前に動物病院に確認しておくと良いでしょう。

手術時間は40~60分ほどかかる

手術時間に関してですが、麻酔を導入してから手術を行い、覚醒に至るまで40~60分ほどかかると言われています。ただし、あくまで目安であるため犬種や年齢によっては麻酔の覚醒に時間がかかる場合もあります。そのため、詳細に関しては動物病院に確認することをおすすめします。

避妊手術後はどうする?

約1,2週間後に抜糸を行う

手術でお腹を切った部分は、縫合糸で縫われています。そのため、1~2週間を目安に抜糸を行います。抜糸に関しては、各動物病院によって多少日にちのズレがあるため、退院時に抜糸の日程も確認をしましょう。

激しい運動は避け、安静にする

手術後は、1泊入院をしてから退院の場合が多いです。退院当日は自宅で安静に過ごし、激しい運動は避けましょう。翌日以降であれば散歩は可能ですが、傷口が汚れないように軽めの散歩にしておくと良いでしょう。

まとめ

私たち人間もそうですが、必要のない臓器はありません。そのため、病気の予防や子孫を残さないためだけに避妊手術を受けさせることに、悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。

もし悩んでしまった場合は、避妊手術に関するメリットやデメリットを踏まえた上で、動物病院に相談をしてみることも選択肢のひとつです。愛犬の幸せのカタチを一緒に見つけ、より良い愛犬との生活を楽しみましょう。